お手頃な価格でパフォーマンスに優れたゲーミングPCが今回紹介する「GALLERIA ZV」。
Geforce RTX2060搭載でゲームもサクサクこなせちゃいます。
今回は、そんな「GALLERIA ZV」のスペック詳細、特徴、ゲームのベンチマークスコアを中心に解説。このパソコンで可能なカスタマイズも紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
ガレリアZVのスペック
製品名 | GALLERIA ZV |
---|---|
CPU | Core i7-9700K |
GPU | GeForce RTX2060 SUPER 8GB |
メモリ | 16GB DDR4 SDRAM |
ストレージ | 512GB NVMe SSD / 2TB HDD |
重量 | 約13.9kg |
価格 | 155,980円(税抜) |
外観
ガレリアシリーズ(X、Zシリーズ)は、共通して同ケースが採用されています。ケースの名前は、ガレリア特製KTケース。
ブラック基調、マットな質感で肌触りもいいです。
フロントパネルは、日本刀をモチーフにしたシャープなライン。直線を基調とした力強さと俊敏さを感じさせる鋭いサイドのラインがどんなゲームも楽々動かすGALLERIAのパワーと、狙った瞬間を逃さない優れたレスポンスを象徴しています。
そして、ガレリアのケースの特徴としてケースの排熱効率が高いというのがあります。
空気を背面だけでなく前面からも取り込むことで、背面ファンと電源ユニット搭載ファンにより効率的な排気を実現。
これにより、ケースの中で対角線を無錫大きな空気の流れができるので、熱溜まりの発生を防ぎます。
情報局
そして、オプションで付けられる天面ファンにより、ケース情報に溜まりやすい熱を素早く逃します。これにより、PCを内部のパーツすべてに冷たい空気を届けられるので安定した動作を実現するのです。
グラフィックボード
ガレリアZVのグラフィックボードには、「Geforce RTX2060 Super」が搭載されています。このGPUがどれほどすごいのか、ここで他GPUとの性能の違いをみていきましょう。
下記ベンチマークスコアは、3DMARKを参照。
GPU | ベンチマークスコア |
---|---|
Geforce RTX2080Ti | 33560 |
GeForce RTX 2080 SUPER | 28823 |
GeForce RTX 2080 | 27948 |
GeForce GTX 1080 Ti | 27828 |
GeForce RTX 2070 SUPER | 25946 |
GeForce RTX 2070 | 22849 |
GeForce RTX 2060 SUPER | 22621 |
GeForce GTX 1080 | 22043 |
GeForce RTX 2070 | 20421 |
GeForce GTX 1070 Ti | 19923 |
「Geforce RTX2060 Super」は、通常モデルであるGeforceRTX2060と比較すると、16%ほどスコア向上がしました。また従来の上位モデルであった、「Gefoece RTX2070」と同等のスコアを出すことができています。
NVIDAが公式に発表するグラフィックボードのスコアにおいても、「SUPERシリーズ」は、無印版よりも15%ほど性能が向上しています。
CPU
ガレリアZVのCPUには、「Core i7-9700K」が搭載されています。
CPU | ベンチマークスコア |
---|---|
Core i9 9900KS | 21200 |
Core i9 9900K | 20200 |
Core i9 9900 | 18200 |
Core i7 9700K | 17400 |
Core i7 9700 | 15800 |
Core i5 9600K | 13500 |
Core i5 8600K | 12800 |
Core i5 8500 | 12100 |
Core i5 9400 | 12050 |
Core i7 9700K は、8コア8スレッドのCPU。前世代の「Core i7 8700K」の6コア12スレッドに比べ、コア数が増加しました。
CPU性能は、従来の「Core i7 8700K」コア数、スレッド数の増加、TBが4.3GHz→4,6GHz、増えたことで2割増となっています。
更に従来の「Core i7 8700K」よりも、単体価格で2,000円ほど安くなっています。(2020年Amazon価格にて)
メモリ
ガレリアZVの標準搭載メモリは、「16GB DDR4 SDRAM(PC4-21300/8GBx2/2チャネル)」。
8GB DDR4 SDRAM(PC4-21300/8GBx1)に落とすこともできますが、マイナス3,500円(+税)しか引かれないのであまりおすすめしません。メモリ増設は、最大で64GBまで可能。
- 32GB DDR4 SDRAM(PC4-21300/16GBx2/2チャネル):+18,700円(+税)
- 64GB DDR4 SDRAM(PC4-21300/16GBx4/2チャネル):+47,200円(+税)
マザーボードは、128GBといった大容量メモリを増設できるタイプではないので注意が必要です。
サイズ・重量
本体のサイズはケースのサイズを参照。
- 207(幅)×520.7(奥行き)×450.2(高さ) mm
となっています。設置イメージとともに、実際の大きさを確認してみてください。
重量は、約13kg。
こちらは、標準装備のスペック搭載での重量となるので、HDDやSSDの増設にともなって、この重量からさらにあがる可能性があることを覚えておきましょう。
インターフェイス
まずは、前面のインターフェイスから。カスタマイズしない限り、標準でDVDプレイヤーは付いていません。
前面のインターフェイス
- USB3.1 x2
- SDカードリーダー
- MicroSDカードリーダー
- マイク入力
- ヘッドホン出力
- 再起動スイッチ
- 電源スイッチ
前面にあh、USB3.0が2つ付いているのは嬉しいですね。SDカードスロットもあるので、カメラを使われている方にとっては好ましい配置となってます。
次に背面。
背面のインターフェイス
- USB3.1 x2
- PS/2コネクタ
- DVI-D
- D-Sub
- HDMI
- USB3.1 Type-C x1
- USB3.1 x1
- USB2.0 x2
- LANポート
- マイク入力
- ラインアウト(ライン出力)
- ラインイン(ライン入力)
背面もUSBポートの数が多いので、足りなくて困ることはなさそうです。
そして、グラフィックボードには、Geforce RTX2060 Superが搭載されているので、端子は以下になります。
グラフィックボード
- HDMI x1
- DisplayPort x1
- DVI-D x1
ガレリアZVの特徴とイチオシポイント
ここでは、ガレリアZVの特徴を解説。大きく以下の2点の強みがあります。
RTX2060super搭載の限定モデル
ガレリアZVは、ドスパラの下位モデルにあたるRTX2060搭載の「GALLERIA XV」と比べて性能の大幅なアップに対し、価格が約5,000円ほどしか変わりません。
よって、ガレリアZVは、価格があまり変わらず、性能が優れているのでGALLERIA XVよりも選ばれているんです。
RTX2070相当のパワーがありつつ値段を抑えたPCを
先程も価格について触れましたが、ガレリアZVに搭載されている「RTX2060super」は、RTX2070に近い性能を出すことができる点が魅力的です。
値段を考えるならコストパフォーマンスに優れた商品と言えます。
更に、ドスパラでは、独自ポイント制度を展開。「キャッシュレス還元(5.0%) 、楽天ポイント還元(1.0%)、 ドスパラポイント還元(9.2%)」合計15.2%のポイント還元を受けることができるので、総合的な安さで選べる商品でもあります。
ガレリアZVの可能なカスタマイズ
ガレリアZVはメモリは16GB、ストレージは512GB NVMe SSD / 2TB HDDと十分余裕があるため、最初からカスタマイズシておいたほうがいいパーツは特にありません。
情報局
上位モデルである「SILVERSTONE 750W 静音電源 (80PLUS PLATINUM / SST-ST75F-PT) [納期5日程度] 」にすれば、更なる電源の安定供給、静音性を担保できるのでプラス8,000円払える余裕のある方は選んでみてはいかがでしょうか。
あと、プラス2,000円で「DVDスーパーマルチドライブ (DVD±R DL 対応) 」を搭載できるのでこちらを選んでみてもいいですね。
まとめ
今回はガレリアZVのレビューをしてきました。
ガレリアシリーズの中では、真ん中ぐらいの性能を誇るPCをです。下位モデルであるGTX 1660Ti搭載のパソコンを購入するよりも、こちらのRTX 2060 Superモデルを選ぶほうが将来的に長く使用できます。
ガレリアZVは、Core i7-9700Kという高性能なCPUも搭載しているので、ゲームを選ばない快適動作をすることが可能です。気になった方はぜひチェックしてみてください。