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【ドスパラraytrek LAXレビュー】Ryzen7 QuadroP620マシンを試す

ドスパラのQuadr搭載のクリエイターPCの中でも人気が高い、raytrek LAX

CPUにRyzen 7 2700Kを標準装備していて、Corei7 と比べてどうなのか?と思われている人も多いはず。

今回はそんなraytek LAXの実機レビューを細かく解説していきます。

raytrek LAXのスペックと概要

raytrek LAX
スペック 標準仕様
CPU AMD Ryzen 7 2700X
CPUファン AMD静音CPUファン
グラボ NVIDIA Quadro P620 2GB
メモリ 16GB DDR4 SDRAM
マザーボード ASRock Fatal1ty X470 Gaming K4
SSD 500GB SSD
HDD 2TB HDD
ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
電源 500W 静音電源(80PLUS BRONZE)
OS Windows 10 Home 64ビット (ディスク付属)
保証 持ち込み1年保証
大きさ 207(幅)×509(奥行き)×440(高さ) mm
重量 約13kg
参考価格 139,980 円(+税)

raytrek LAXの実機レビュー

外観とデザイン・インターフェイス


ケースは「LDブラック(ATX)」というシックな黒のケースです。頑丈で剛性の強いケースなので、割れの心配はないと思いました。

両サイドのケースが開閉可能で、背面にボルトで止められています。

トップケースにはファンを2個増設可能ですが、現状でも冷却機能は十分に確保されているので、あえて取り付ける必要性はありません。

続いて背面も見ていきましょう。


背面のインターフェイスの内容は以下になります。

  1. HDMI
  2. USB3.1 ×4
  3. PS/2
  4. USB3.1(TypeC)
  5. USB3.1
  6. USB3.1 ×2
  7. LANポート
  8. オーディオ入出力


グラフィックボード(Quadro P620)の端子は4つで、全てmini Display Portとなります。最大4画面に出力できますね。

前面はこのようなかたちで、上部にDVDスロット、中部にインターフェイスという感じです。

下部には、吸気ファンが2個付いていて、効率よく後背部にエアーを流す設計となっています。

前面のインターフェイスは、以下の通りになります。

  1. USB3.1 ×2
  2. マルチカードリーダー(SD・microSD)
  3. オーディオ入出力
  4. 電源ボタン
  5. 再起動ボタン


底面は「インシュレーター」と呼ばれる足が4本立っています。こちらは衝撃吸収や、振動を抑制してくれる効果や滑り止めとしての機能もあります。

情報局

本体が13kgと重いので、こちらの滑り止めがかなり効いて、よほどのことが無い限り倒れることはないと思いました。


上面には、「RYZEN 7」と「QUADRO」のステッカーが貼ってあります。

中身を確認

外側のパネルを開けて内部をレビューしていきたいと思います。

まずは、こちらの面から。

配線は必要十分な範囲でまとまっていて、周りと干渉しないようにされています。

情報局

裏配線や、変な箇所で固定されている配線もなく、スッキリしています。


SSD専用の2.5インチシャドウベイは3基まで搭載できます。

反対側には、スクリューレスの2.5/3.5インチシャドウベイが8基まで搭載できます。

引き出し式なので、指でつまんで引っ張るだけで簡単に出し入れできます。搭載されていた2TBのHDDは、TOSHIBAのHDDでした。

起動するとファンがグラデーションに光る


パソコンを起動するとAMDのファンが回転し、LEDが点灯します。

こちらは、グラデーションで色が変わっていくので、鮮やかに変化していくので見ているだけでも楽しいです。

ケース上部から見るとこのような感じです。

付属品をチェック

raytrek LAXにはキーボードとマウスが付いてきます。キーボードは「K297」というUSB有線キーボード。


JISキーボードで、打鍵音はしっかりカタカタいいます。

テンキー上の「Num Lock」「Caps Lock」「Scroll Lock」はロックするとLEDが光る仕様となっています。

マウスもしっかりプチプチで梱包されています。


USBの有線光学式マウスでドスパラのパソコンブランド「Diginnos」のマウスです。

クリックは割としっかりめでカチカチいいます。

raytrek LAXの処理性能を検証

HDD(2TB) SSD(500GB)
詳細項目
ベンチマーク

SSD(500GB)の詳細なメーカーは分かりませんでしたが、全項目で標準的な数値を出しているので、問題はありません。

HDDは東芝の「DT01ACA200」が使われています。2TBの6Gb/sのSATA仕様で高速転送を実現しています。

CPU性能とコンテンツ制作能力

MAYA モデリング


モデリングデータを読み込むことは、割と複雑なデータでも出来たのですが、アセンブリされたパーツが多いと、若干ラグが発生します。

以下は、NVIDIAで公式HPで推奨しているQuadroのパフォーマンス表です。

P620でも推奨グラボではありますが、ミドルクラスの性能を求める人にとっては力不足感は否めません。

上位互換の「P2000」搭載モデルとなると金額は今より+6万円〜となります。値段が一気にグンと上がってしまうので、ご自身の予算と相談して納得の行くスペックを選ばれてください。

※NVIDA公式HPより

ドラゴンクエストX ベンチマーク


ドラクエのベンチマークは最上位の「すごく快適」なスコアを記録しました。

価格の高い「Corei7 8700K」「Ryzen 7」で迷われた方は、ぜひRyzen 7を選ばれてみてはいかがでしょうか。Quadro P620程度の性能のグラボを搭載すれば、ほとんどのゲームを快適にプレイできます。

ドスパラのパソコンを安く買う方法

raytrek LAXを含むドスパラでは、常時クーポンなどの割引券が発行されていたり、セール、値引きが開催されています。

クーポンに関しては、カスタマイズを保存するだけで「300円オフ」のクーポンが貰えます。勿論その場で使えるので貰わないのは損です。

その他、パソコンを安く買うための方法を以下の記事でまとめています。

>>ドスパラで安く買う10個の方法【割引クーポン・値引きセールが安い】

まとめ

価格も13万円台と抑えめなので、これからゲーム・CADを初めてみようと思う方におすすめな一台です。

起動も早く、数十秒で立ち上がります。重たいセキュリティソフトを入れない限り、スムーズに立ち上がるでしょう。

現在値引き中なので、興味がある方はぜひ公式サイトで詳細を確認してみてください。