2022版モバイルワークステーション比較表!今年おすすめ製品など

外出先や持ち運びに便利なモバイルワークステーション。現在では、携帯用ではありながらもデスクトップ並みの性能を発揮できる機種も出てきました。

そこで今回は、以下の点について解説していきたいと思います。

  • 現在最新のモバイルワークステーションを比較したい
  • 自分の作業環境にあったモバイルワークステーションの選び方は?
  • モバイルワークステーションは自分には必要?不要?
最新のPC環境を整える上で、最高の仕事環境を構築することができます。

しかし、各々の環境・条件によって選ぶべき一台は異なるはずです。それを踏まえた上で、「必要」「不要」かを判断してください。

【2022年最新】モバイルワークステーション比較表

最新のモバイルワークステーションを比較するための表を作成しました。

画面 メーカー 製品名 CPU GPU メモリ ストレージ 重量
 14インチ レノボ ThinkPad P14s Gen2

Core i7-1185G7
Core i7-1165G7
Core i5-1135G7
NVIDIA T500 8〜32GB 512GB〜2TB 1.47kg〜
ThinkPad P14s AMD Gen2 Ryzen 5pro 5650U
Ryzen 7pro 5850U
Core i5-10210U
Radeonグラフィックス 16GB 128GB〜518TB 1.47kg〜
HP HP ZBook Firefly G8 Core i7-1165G7
Core i7-1185G7
NVIDIA T500 16〜32GB 512GB〜2TB 1.40kg〜
15インチ HP ZBook Fury G8 Core i7-11800H
Core i7-11850H
Core i9-11950H
NVIDIA T1200
NVIDIA RTX A2000
NVIDIA RTX A3000
NVIDIA RTX A4000
NVIDIA RTX A5000
16〜128GB 512GB〜2TB 2.5kg〜
ZBook Studio G8 Core i7-11800H
Core i7-11850H
Core i9-11950H
NVIDIA T1200
NVIDIA RTX A2000
NVIDIA RTX A3000
NVIDIA RTX A4000
NVIDIA RTX A5000
16〜32GB 512GB〜2TB 1.9kg〜
ZBook Firefly G8 Core i7-1165G7
Core i7-1185G7
NVIDIAT500 16〜64GB 512GB〜2TB 1.9kg〜
DELL Precision 5560 Core i5-11500H
Core i7-11850H
NVIDIA T1200
NVIDIA RTX A2000
NVIDIA RTX A3000
NVIDIA RTX A4000
NVIDIA RTXA5000
8〜128GB 256GB〜4TB 2.45kg〜
Precision 7560 Core i5-11500H
Core i7-11800H
NVIDIA T1200
NVIDIA RTX A2000
NVIDIA RTX A3000
NVIDIA RTX A4000
NVIDIA RTXA5000
8〜128GB 256GB〜4TB 2.45kg〜
Precision 3561 Core i5-11500H NVIDIA T600 8〜64GB 256GB〜2TB 1.79kg〜
Precision 3560 Core i5-1145G7
Core i7-1185G7
NVIDIA T500 8〜64GB 256GB〜2TB 1.58kg〜
レノボ ThinkPad P15s Gen2 Core i5-1135G7
Core i7-1165G7
Core i7-1185G7
NVIDIA T1200
NVIDIA RTX A 2000
NVIDIA RTX A 3000
NVIDIA RTX A 4000
NVIDIA RTX A 5000
8〜32GB  256GB〜1TB 1.75kg〜
ThinkPad P15 Gen2 Xeon W-11855M
Core i9-11950H
Core i7-11850H
Core i7-11800H
NVIDIA T1200
NVIDIA RTX A2000
NVIDIA RTX A3000
NVIDIA RTX A4000
NVIDIA RTX A5000
16〜128GB 256GB〜2TB 2.87kg~
ThinkPad P15v Gen2
Core i5-11400H
Core i7-11800H
Core i7-11850H
Core i9-11950H
NVIDIA T1200
NVIDIA RTX A 2000
NVIDIA RTX A 3000
NVIDIA RTX A 4000
NVIDIA RTX A 5000
16〜128GB 128GB〜2TB 2.07kg~
16インチ レノボ ThinkPad P1 Gen 4 Xeon W-11855M
Core i9-11950H
Core i7-11850H
Core i7-11800H
NVIDIA T1200
NVIDIA RTX A 2000
NVIDIA RTX A 3000
NVIDIA RTX A 4000
NVIDIA RTX A 5000
16〜64GB 512GB〜4TB 1.86kg〜 
17インチ HP ZBook Fury 17 G8 Core i7-11800H
Core i7-11850H
Core i9-11950H
NVIDIA T1200
NVIDIA RTX A2000
NVIDIA RTX A3000
NVIDIA RTX A4000
NVIDIA RTX A5000
16〜128GB 512GB〜2TB 3.0kg〜
DELL Precision 7760 Core i7-11850H NVIDIA T1200
NVIDIA RTX A3000
NVIDIA RTX A4000
NVIDIA RTX A5000
16〜128GB 256GB〜4TB 3.01kg〜
レノボ ThinkPad P17 Core i5-11500H
Core i7-11800H
Core i9-11950H
NVIDIA T1200
NVIDIA RTX A2000
NVIDIA RTX A3000
NVIDIA RTX A4000
NVIDIA RTX A5000
8〜128GB 256GB〜4TB 3.67kg~

モバイル用ということで、画面の大きさは重要ですよね。現在モバイルワークステーションを販売している 主要メーカーは、

  • HP
  • レノボ
  • DELL

のメーカーが中心。法人向けの産業用PCとしてシェアを誇るHPDELL、格安PCブランドのレノボなど、メーカー毎にそれぞれ特徴が異なります。

定番の15インチを中心に、たくさんの製品がありますね。

メーカーによっては14インチといったより小さいサイズが無かったりと、条件によっては選ぶべき製品が変わってくるので注意して選ぶようにしましょう。

おすすめのモバイルワークステーションのスペック


まずはモバイルワークステーションの選び方について解説していきます。それぞれに重要視するポイントがあるので、「何を一番重要視するか」を見定めていきましょう。

ここでは、以下のポイントを元に解説していきます。

  • 軽量モデル
  • 画面の大きさ|15.6インチが定番
  • CPU性能
  • メモリ容量
  • ストレージ性能
  • グラフィックボード
  • 発熱と騒音
  • バッテリー駆動時間
  • 光学ドライブ
一つ順に解説していきます。

軽量モデル

モバイルワークステーションの使用用途としては、持ち運びや出張時などで使われる場面が多いと思います。その際に気になるのがパソコンの重量ですよね。

大きくは画面の大きさに重さが依存している所があり、以下のような重量で推移しています。

ワークステーションで多く出回っているのが、15.6インチになります。こちらが定番ですが、他にもサイズはあります。

画面の大きさ 平均重量
13.3インチ 約1.25kg
14インチ 約1.52kg
15.6インチ 約2.17kg
17.3インチ 約2.81kg

軽いや重いといった感じ方は人によって異なりますが、一般的に軽量モデルのPCで多い「13.3インチ」の平均重量は、1.25kgと言われています。

この重さを基準に「軽い」「重い」で選ばれるといいかと思います。

画面の大きさ

モバイルワークステーションは、15.6インチが一般的です。

小さい型だと、高性能なスペックを積むことができません。一方で、15.6インチは高性能と低い性能のちょうど中間に位置するサイズ。

スペックを上げることもできますので、汎用性が高いです。

画面 端子の数 性能 本体の大きさ 重量
14インチ 小さい 少ない 低い 小さい 軽い
15.6インチ 一般的 一般的 高い 一般的 一般的
17インチ 大きい 多い 高い 大きい 重い

CPU性能

モバイルワークステーションでのCPUの主流は、Corei7が一般的です。企業向けだとXeonが搭載されているモデルだと、ECCメモリを搭載できるのでより法人向けにも。

少しでも性能を求めるならXeonを、無難なところを選択するならCore i7をおすすめします。以下の表を参考に。

CPU コア スレッド パスマーク(性能値)
Core i9-11950H 8 16 22084
Core i7-11850H 8 16 21398
Core i7-11800H 8 12 21181
Core i5-11400H 6 12 15976
Core i7-10750H 6 12 12619

メモリ容量

CPUにCore i7が搭載されたモデルでは、8GBあるいは16GBが標準で搭載されています。

メモリの容量が多ければ多いほど作業が快適になるので、予算が可能な限り増設することをおすすめ。特にCADや3DCG制作といったクリエイターの方であれば、16GBは欲しいところです。

しかし、モデルによってメモリの増設が不可能や64GBあるいは、128GBまで。と制限が設定されているPCもあるので、購入する際にはこの点注意して下さい。

ストレージ

ワークステーションでは、SSDが主流ですが、中にはHDDだけしか搭載されているものもあります。HDDだけですと、PCの起動やアプリの起動に時間がかかってしまうため気をつけましょう。

そのため、SSDを標準で付いていることを確認してください。現在発売中のPCには当然のように備わっていますが、念の為確認しましょう。

多くのPCでの標準容量は、256GBだと思います。文書やメール、WEB閲覧等の使用であるならば、こちらで十分かもしれません。

大きなデータを扱う方や、余分に容量を確保したい方は、購入する際にストレージ容量増設することをおすすめします。

グラフィックボード

グラフィックボードは、大きく「GeforceとQuadro」の2種類。

今回の場合ですと、CADと同じOpenGLというプラットフォームをもとに作られているQuadroシリーズが最適なのでこちらを選べばOKです。

Quadroには大きく分けて3種類あります。「Quadro Tシリーズ」、「Quadro RTXシリーズ」というものに加え、最近ですと「NVIDIA シリーズ」が誕生。もはやQuadroという名前も消失し、全く新しい最新規格へと進化しました。

以下に新規格表を添付。

現在ではNVIDIA T1200を標準搭載のモデルが多く、これより高いならハイスペック、低いならロースペックと考えましょう。

NVIDIA シリーズ

NVIDIAシリーズ CUDAコア数
NVIDIA RTX A5000(16GB) 6144
NVIDIA RTX A4000(8GB) 5120
NVIDIA RTX A3000(6GB) 4096
NVIDIA RTX A2000(4GB) 2560
NVIDIA T1200(4GB) 1024
NVIDIA T600(4GB) 896
NVIDIA T500(2GB) 896

頑丈なボディ

外に持ち出す上で忘れてはいけないのが、パソコン自体の頑丈さです。

ボディの素材がアルミやカーボン、マグネシウムを使った素材のほうが、樹脂素材よりも丈夫でキズがつきにくいです。

そういった点でいうと、レノボのThinkPadシリーズは「堅牢な設計」として定評があります。

堅牢な設計
さまざまな過酷な利用環境に耐えられるようMIL-SPEC の12のテストをクリア、落下テストや気温・気圧の変化など、実際の使用状況に即した200以上の品質テストを実施。ライフサイクルを通じて過酷な作業環境でもお使いいただける高い品質をお届けします。
lenovo ThinkPad P53S 「堅牢な設計」より引用

バッテリー駆動時間

モバイルワークステーションは外出時に持ち運ぶ前提のため、どのモデルも割と持続します。

持ち出すのであれば、10時間以上駆動するタイプを選びましょう。

ただし、使い方によってバッテリー持続時間は変化するので、スペック表に載っている値はあくまでも目安程度に考えてください。そして、計測手法もメーカーによってバラバラなので目安を鵜呑みにしないようにしましょう。

光学ドライブ

業務上、DVD-ROMが入るモデルから選ぶ場合がありますよね。近年、データのやりとりはクラウド化が進み、DVDドライブを搭載してないモデルが増えてきました。

ソフトのダウンロードや、ライセンスのインストールなど、どうしてもDVDを用いている場合があると思います。

今回は、こういった方のニーズに応えるために光学ドライブ付きのモバイルワークステーションもピックアップしました。ぜひ参考にしてください。

タイプ別おすすめモバイルワークステーション


今回は以下のようなカテゴリー別おすすめモデルを紹介します。

  • 大人気モデル
  • 軽量モデル(14インチモデル)
  • 最強Quadro搭載モデル

大人気モデル

数あるモバイルワークステーションの中から、特に人気の高いモデルをプックアップしました。どのタイプにしようか悩まれている方は、こちらのモデルを選べば間違いありません。

Lenovo ThinkPad P15v Gen2

ディスプレイ 15.6型
CPU Core i5-11400H
メモリ 16GB
GPU NVIDIA T620
価格 184,756円(税込)〜

第11世代CPU搭載、最大NVIDIA RTX A2000まで搭載可能。

マルチタッチディスプレイも選択可能なので作業の幅が広がります。

DELL Precision 3561

ディスプレイ 15.6型
CPU Core i5-11500H
メモリ 8GB
GPU NVIDIA T500
価格 205,981円(税込)〜

タッチディスプレイも選択可能。

軽量モデル(14インチモデル)

持ち運びに適した軽量モデルを選ぶなら、こちらがおすすめです。

HP ZBook Firefly G8

CPU Core i7-1165G
7メモリ 16GB
GPU NVIDIA T500
重量 1.4kg~
価格 203,500円(税込)〜

最薄部17.9mmの1.4kgノート。

Lenovo ThinkPad P14s Gen2

CPU Core i7-1165G7
メモリ 8GB
GPU NVIDIA T500
重量 1.47kg~
価格 159,940円(税込)〜

14インチの薄型軽量PC。レノボのPCといったら、「堅牢性・頑丈性」が強いので、万が一持ち運びの際落下したとしても、中のデータの破損が限りなくゼロに近い耐久性があります。

最高スペック搭載モデル

できるだけスペックの高い1台が欲しい、という方は17,3インチを選ぶといいです。

CPU、グラフィックボード、メモリともに最大限スペックを積めるPCを選択できます。

Lenovo ThinkPad P17

ディスプレイ 17.3型
CPU Corei i9-11950H
メモリ 128GB
GPU NVIDIA RTX A5000
価格 781,000円(税込)〜

Lenovo ThinkPad P17はデスクトップと変わらない性能をだしてくれるモバイルワークステーションです。Corei9搭載可能で、最大NVIDIA RTX A5000まで選択することができます。

HP ZBook Fury 17 G8

ディスプレイ 17.3型
CPU Core i7 11950H
メモリ 128GB
GPU NVIDIA RTX A5000
価格 1,298,000円(税込)〜

HP ZBook 17 G6は、最新のCorei9、128GBメモリ、4TB M.2SSD、NVIDIA RTX A5000が搭載の最強PCです。

まとめ

以上、仕事や個人用でもおすすめなモバイルワークステーションを紹介してきました。

それぞれで異なる特徴がある製品が発売されているので、ご自身にあう一台が見つかるかと思います。

パソコンの性能を変えるだけで、仕事の生産性が劇的に良くなるので気になった方は、商品の詳細ページで確認してみてください。
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