マウスコンピューターは乃木坂のCMでよく見る機会があり認知度の高いBTOメーカーです。
- マウスコンピューターのパソコンにはどんな特徴があるの?
- どのパソコンがおすすめ?
- ショップのプラスの要素・マイナスの要素が知りたい!
- 4つのブランドの特徴が知りたい!
こういった内容について解説していきたいと思います。
マウスコンピューターの特徴
マウスコンピューターは高い品質と、品揃えの豊富さが有名です。
品質だけではなく、サポートといった保証も手厚いので多くの方に選ばれているメーカーだということですね。
マウスコンピューターはマイクロソフトOEM認定という、一定の条件を満たしていないと取得できない認定をもった数少ないメーカーです。
マウスコンピューターのCMには乃木坂46を起用したりと、知名度もグッと上がっていますよね。
これにより、これまでマウスコンピューターを知らなかった人にも知れ渡るきっかけとなりました。CMも定期的に新作が出ており、yotubeから最新の映像を見ることができます。
以下では、そんなマウスコンピューターの他のBTOメーカーにはない独自の特徴について解説していきます。
大手BTO会社出資のショップ
マウスコンピューターは、BTOパソコンを販売する大手の会社「株式会社MCJ」が出資しているメーカーです。実店舗でも出店している「パソコン工房」も同じくMCJグループに所属しています。
MCJは1,245億円(2018年3月期 連結)、従業員数2,000人超えの大企業です。
グループ全体でパーツの仕入れから、調達・販売を一貫して行っているので、安く高品質なパソコンが販売できるのです。
国内(長野県飯山市)製造・出荷
マウスコンピューターのパソコンは、長野県の飯山市にある工場で製造・出荷しています。国内という名目は素晴らしく信頼があります。
2008年6月ごろまでは、湘南・綾瀬・出雲の3県として製造していましたが、同年10月には、、飯山での製造をスタートさせました。
飯山ならではの自然の環境の中、一台一台丁寧に組み立て、長野生産ならではの「ものづくりのこころ」によって高い品質の製品を出荷することができています。
最短翌日発送のオプションで配達が早い
どうしてもパソコンという多数の部品が組み合わさった製品・大きさの関係で納期がかかりがちです。
しかし、マウスコンピューターでは、オプションで最短翌日に発送をすることができ、すぐに欲しい人にはぴったりなんです。
こちらのオプションが使える対象のパソコンは限られてはいますが、2,160円で利用できるので、利用する人も多いです。
購入後のサポートが優れている(24時間)
マウスコンピューターでは、購入後365日、24時間のサポートが受けられます。
「安心パック」というサポートに加入すれば、
- 最短当日修理返却
- 初期不良時新品交換
- 専用ダイヤルによる個別サポート
などが受けられ、サポート担当者は日本人で真摯に対応してくれます。
1年間で3,000円のみの追加料金で受けることができます、電話もすぐに繋がりますし、もしもの時が起こった時にも安心できます。
マウスコンピューターのデメリット
正直デメリットといえる点は少ないのですが、弱みの部分を考えてみました。
割引やセールがあまり開催されない
マウスコンピューターでは割引やセールがあまり開催されません。他のBTPOショップでは、期間限定で開催されているショップもある中でこの点がないのは寂しい気はします。
しかし、マウスコンピューターには「アウトレットコーナー」があり、アウトレット製品が安く買えます。「少し箱が汚れている」「購入予定者が直前でキャンセルした」といった理由のものばかりなので、実質新品です。
新品価格よりも数万円安く買えるので、できるだけ安く購入したいという方はまずは一度覗いてみると、自分が欲しかったカスタマイズに近い製品が販売されていることがあります。
完璧な理想形が無くても、後からカスタマイズをすることで、新品でカスタマイズするよりも安く手に入るのでお得です。
実店舗の数が少ない
マウスコンピューターの実店舗は現在(2019年5月現在)9店舗しかありません。
しかも店舗は(仙台・秋葉原・Gtune Garage 秋葉原・ヨドバシAkiba・春日部・名古屋・大阪・ Gtune Garage大阪・博多)と都市部に集中しているので地方在住者は見に行くのが大変です。
10数店舗以上ある他のBTOメーカーと比べると、「少ないな」と感じる方もいるかもしれません。どうしても実機を目の前で見たいという方にとってはデメリットといえますね。
マウスコンピューターの各ブランドの評判
マウスコンピューターでは、ニーズ・用途によって4つのブランドに分けられています。
- mouse・・・スタンダードPC
- G-tune・・・ゲーム向けPC
- DAIV・・・制作クリエーター向けPC
- MousePro・・・法人向けPC
ここでは各クラスの製品をピックアップし、その製品の評価・評判をレビューしていきたいと思います。
mouse
mosueは一般向けのパソコンを展開しています。
ノートパソコン・デスクトップ。それぞれにタイプ別に様々な種類が販売されていて、多彩なカスタマイズが可能です。
ノートパソコン
ノートパソコンでは以下のように、液晶サイズで分けて紹介されています。
- モバイルクラス(13.3型)
- スタンダードクラス(14型・15.6型)
- ハイエンドクラス(15.6型・17.3型)
- タブレットPC
モバイルクラス
モバイルクラスは、「Jシリーズ」として13.3型の小型のモバイルPCとなります。
小さいながらもパフォーマンスに優れた製品で、値段が安いのが特徴です。動画編集などの重たい作業には不向きですが、低価格を売りにしている商品なので、トータルバランスに優れた上で、価格を抑えたものを探している方にはピッタリです。
モバイルクラスの中でピックアップするのは、「m-Book J322EN-S64」です。
m-Book J322EN-S64の評価
m-Book J322EN-S64は4万円台から販売されている低価格なノートPCです。
低価格な為、CPUにCeleron、メモリ4GBと最小設計となっています。高い性能を必要としない方なら不満を感じることがない一台です。
容量に関してもネットや文章作成程度であれば、十分な保存容量が確保されています。
しかし、13.3型の小型とはいえ、少し小さめのカバンには入らない事や、女性向けバックなどには携帯が難しいというデメリットもあります。ゲームや動画編集など負荷のかかる作業をしたい方には不向きです
- CPU:インテル® Celeron® プロセッサー 3867U
- グラフィックス:インテル® HD グラフィックス 610
- メモリ:4GB PC4-19200
- SSD:64GB
- 液晶パネル:13.3型 フルHDノングレア
スタンダードクラス
スタンダードクラスは、14・15.6型のパソコンモデルです。新色のゴールドカラーもあり、デザインにもこだわったパソコンが販売されています。
スタンダードクラスの中でピックアップするのは、「m-Book B401E-M2S1」です。
m-Book B401E-M2S1の評価
m-Book B401E-M2S1はLTE通信が可能なノートパソコンです。
本体にsimスロットが搭載されていて、格安simを契約し挿入すればWifiが無くてもデータ通信が可能となります。
限定カラーも選べるので、デザイン性を求める女性の方にもおすすめできる一台となります。
エンターキーが通常よりも右側にあるので、押し間違いしやすかったり、電源ボタンが側面にあるところがデメリットと感じました。
- CPU:インテル® Core™ i5-8265U
- グラフィックス:インテル® UHD グラフィックス 620
- メモリ:4GB PC4-19200
- M.2 SSD:128GB
- 液晶パネル: 14型 フルHDノングレア
ハイエンドクラス
ハイエンドクラスはスタイリッシュなデザインということで、割とシンプルなデザインです。
グラフィックボードを搭載したパソコンで、負荷のかかる映像処理にも対応しています。画面サイズは15.6と17.3インチから選べます。
ハイエンドクラスで紹介するのは、「m-Book N510BD-M2S2」です。
m-Book N510BD-M2S2は、10万円を切る価格帯ながらも、Core i7を搭載していることや、グラフィックボードにGeforceMXを搭載していてパフォーマンスは良好です。
バッテリー駆動時間も5時間を超えるので、充電が常時できない環境でも利用できるということが分かります。
- CPU:インテル® Core™ i7-8550U
- グラフィックス:GeForce® MX150
- メモリ:8GB PC4-19200
- M.2 SSD:256GB
- 光学ドライブ:DVDスーパーマルチドライブ
- 液晶パネル:15.6型 フルHDノングレア (1,920×1,080/ LEDバックライト)
G-tune
G-tuneはでゲーミングPC向けのデスクトップ、ノートパソコンブランドです。
タワー本体の大きさ・ノートパソコンのサイズ・ゲーム推奨モデルなどラインナップは幅広いです。
ミニタワー型
ミニタワー型で紹介するのは、「LITTLEGEAR i330SA1-KZ」です。
LITTLEGEAR i330SA1-KZの評価
LITTLEGEAR i330SA1-KZのシリーズは拡張性はありませんが、低価格でゲーミング専用機を手に入れたいかたにぴったりなPCです。
本体重量が7kg〜と重いので取っ手がついている点は嬉しいですよね。
ミニタワー型なので、設置スペースも限りなく少なくて済むので場所を取らない点もメリットかと思います。
- CPU: インテル® Core™ i7-8700
- グラフィックス:GeForce® GTX 1060
- メモリ:16GB PC4-19200
- SSD:240GB
- ハードディスク:1TB
DAIV
DAIVは映像編集・3DCAD・VRなどクリエイティブ作業にぴったりなクリエイターPCブランドです。
高いカスタマイズ性に優れているので、必要なスペックをチョイスできます。
Quadro搭載パソコン
マウスコンピューターの「DAIV-DQZ/DQX シリーズ」は高い安定性を誇るQuadroを使用した、クリエイターのクリエイターによるパソコンです。
今回紹介するのは、「DAIV-DQZ530U4-M2」です。
DAIV-DQZ530U4-M2の評価
DAIV-DQZ530U4-M2はCPUに新型のCore™ i7-9700K、グラフィックボードにQuadro P5000を搭載しているので、ほとんどの作業において快適になる事が見込めます。
作業環境を新しく構築したいという方にぴったりです。新型のCore i7で低価格なパソコンを探している人にぜひ手にとって欲しいモデルです。
- CPU:インテル® Core™ i7-9700K
- グラフィックス:Quadro® P5000
- メモリ:32GB PC4-19200
- M.2 SSD:512GB NVMe対応
- 光学ドライブ:なし
- 電源:700W/AC 100V(50/60Hz)【80PLUS® BRONZE】
- 重量:11kg
MousePro
MouseProは、法人向けのWindows10モデルを販売しているブランドです。
どのパソコンを買ったとしても、1年間の無償ピックアップ保証と24時間365日電話サポートが標準で付いているので、多くの法人企業に選ばれています。
勿論、個人でも買えるので高い性能と安心のサポートを付けたい方には特におすすめです。
MousePro Tシリーズ
MouseProのTシリーズは、優れた拡張性でハイエンドのグラフィックス性能に対応した、ミニタワーデスクトップです。
グラフィックボードも、「Quadro」から「Geforce」まで選べるので用途に応じたカスタマイズができます。
MousePro T300Xの評価
- インテルCPU:Celeron・Corei3、5、7・RAID-0/1
- Quadro:P620・P2000・RTX4000・5000
- Geforce:GTX1050・RTX2060、2070、2080
上記のようなCPU、グラフィックスに合わせたカスタマイズが可能
まとめ
以上マウスコンピューターの評価についてまとめてきました。
マウスコンピューターには、特徴の異なるブランドがあり、それぞれで得意なジャンルに特化しているので、多くの方の目的にあった一台が見つけやすいブランドだと思います。
気になった方はぜひチェックしてみて下さい。