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マウスの読み取り方式 光学式・レーザー・led・トラックボールの違い

マウスには様々な読み取り方式のタイプがあるため、ご自身にとって最適なマウスが異なります。

今回は、現在発売されているマウスの読み取り方式を解説。それぞれの特徴を理解して、ベストなマウス選びができるよう,ぜひ、参考にしてくださいね。

読み取り方式

読み取り方式は、以下のようにたくさんの種類があります。それに応じて発売されているマウスの種類も多岐に渡ります。

  • 光学式
  • レーザー
  • 青色LED(BLUE LED)
  • 赤外線(IR LED)
  • トラックボール
  • 暗視野顕微鏡レーザー
  • ボール式(機械式)

光学式

光学式は、赤色のLEDを用いた読み取り方式です。初めての商品は、1999年に登場しました。

光学式マウスの登場により、以前のボール式マウスで必要不可欠だったボールの掃除が不要になり、利便性が飛躍しました。

低価格モデルが多く、多くの人にとって手に取りやすい商品がほとんどです。注意点として、光沢面や透明な面では、LEDが反射しないので、うまく読み取ることができません。

しかし、マウスパッドさえひけば、この問題も解消されるので心配はありません。トラッキング精度も高く、操作においては不自由さは感じないでしょう。

レーザー

レーザー式は、目に見えない不可視のレーザーを用いた読み取り方式です。有色のLEDとは異なり、無色のレーザーです。

LED系のマウスが苦手とする光沢面でも確実に読み取ることができます。そして、光学式よりも高精度、高感度、高解像度であるため、細やかなマウス操作を得意としています。

しかし、他の読み取り方式に比べてマウスを持ち上げた際に、ポインターが動いてしまう距離が長いので、トラッキング精度がよくありません。他にも、多少の凹凸のある面に強く、LEDで読み取れない環境での使用ができるなど、優秀です。

青色LED(BLUE LED)

青色LEDは、名前の通り青色のLEDを使用した読み取り方式です。

赤色光、赤外線に比べて波長が短いため、拡散率高く読み取り感度が高いです。赤色LEDが苦手とする光沢のある面でも読み取ることが可能。

価格も安く、どんな環境でも使える点が魅力。

赤外線(IR LED)

赤外線は、波長の長い赤外線LEDを使った読み取り方式です。

赤外線LEDは、駆動電圧を下げることができ、これまで紹介した「光学式、レーザー、青色LED」よりも消費電力が少ないので省エネルギー。ランニングコストが低いのが特徴です。

トラックボール

トラックボールは、マウス本体を動かすのではなく、付属のボールを動かすことで操作するマウスです。これまでの読み取り方式に比べて、唯一光線を直接使用しません。

他の読み取り方式と違い、マウス本体を動かす必要がないため、使用する面を考える必要がない他、当然動かす為のスペースも必要ないため設置スペースも少なく済みます。ベットの上で操作するなら、こちらしかありませんね!

今までとは全く新しい操作スキルが必要なため、操作は難しく慣れが必要。マウス本体を動かす必要がなく手首の負担を軽減できるといったメリットもあります。

暗視野顕微鏡レーザー

暗視野顕微鏡レーザーは、暗視野顕微鏡の技術を応用した読み取り方式です。現在だとエレコム、ロジクールのマウスで別名に変えられて販売されています。

エレコムだと、「ULTIMATE LASERレーザー」、ロジクールだと、「Darkfield レーザー」と呼ばれています。

どちらも、マウス面の非常に小さな粒子を検出して従来では読み取れなかった透明ガラスの上での操作も可能としています。

ボール式(機械式)

ボール式は、一昔の主流であった商品で機械式とも言われます。

マウスを動かすと、マウス下部に付いているボールが回転することで、内蔵のロータリーエンコーダーが回転し、その回転を使って読み取る方式です。

このボールは転がしていくうちに汚れ、読み取り感度が悪くなることもあります。よって、定期的な掃除が必要です。
現在では、あまり使われていません。

まとめ

今回は、マウスの読み取り方式について解説してきました。

一言でマウスといっても様々な種類がある事をお分かり頂けたでしょうか。

読み取り方式によって、得意な環境があるのでそれぞれの特徴を理解して最適なマウスを選んでくださいね。