ストームのPG-FDは、静音機能を備えたゲーミングPC。
ゲーミングPCならではの、ケース下部のLED演出も感じられる「かっこいい一台」となっています。
そんな今回は、ストームのゲーミングPC、PG-FDのスペック解説をしていきたいと思います。
PG-FDのスペック
CPU | Core i7-9700 |
---|---|
グラフィックボード | GeForce RTX 2060 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | NVMe SSD 250GB/1TB HDD |
価格 | 139,800円(税込) |
外観・ケース
ケースは、PHANTEKSの「ECLIPSE P400S」というケースが採用されています。カラーはブラック。そしてケースの色はブラックしか選べないことになっています。
PHANTEKS公式HPでは、こちらのケースは「ブラック・ホワイト・クリアホワイト」の3色展開となっていることが分かりました。写真で光っているLED(写真は緑)は自由に色を変えることが可能。
LEDのカラー変更はケース前面のボタンにて調節できます。
ケース内側には吸音シートが取り付けられているので、静音仕様となっています。
情報局
取り外して排熱効率を高めてもいいですし、そのままにして静音性重視にしてもいいですね。
CPU
CPU | ベンチマークスコア |
---|---|
Core i9 9900KS | 21230 |
Core i9 9900K | 20240 |
Core i9 9900 | 18250 |
Core i7 9700K | 15310 |
Core i7 9700 | 14820 |
Core i5 8600K | 12860 |
Core i5 8500 | 12120 |
Core i5 9400 | 12050 |
Core i7 9700は、8コア8スレッドのCPU。Core i7-9700Kの下位モデルとして登場しましたが、値段が約5,000円ほど安い商品となっています。
その分、Core i7-9700Kよりも定格周波数が、0.6GHz、TBが0.2GHz引き下げられていますが、全世代のCore i7-8700と比べてコア数が33%アップしているためCPUパフォーマンスは上がっています。
グラフィックボード
GA7J-D194/Tのグラフィックボードには、「GeForce RTX 2060」が搭載されています。
このGPUがどれほどすごいのか、ここで他GPUとの性能の違いをみていきましょう。下記ベンチマークスコアは、ベンチマークソフトの3DMARKを参照。
GPU | ベンチマークスコア |
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GeForce RTX 2080 Ti | 33560 |
GeForce RTX 2070 | 22400 |
GeForce GTX 1070 Ti | 19900 |
GeForce RTX 2060 | 19730 |
GeForce GTX 1660 Ti | 16340 |
GeForce GTX 1660 | 13740 |
GeForce GTX 1060 6GB | 12930 |
Geforce RTX2060の性能は、従来モデルであるGTX1060 6GBと比較しても1.8倍ほどスコアが高いグラフィックボードです。GeForce GTX 1070 Tiにもスコアが近く、ベンチマークソフト次第ではこれを上回るほど性能が高い製品となっています。
コストパフォーマンスを考えると、GTX 1070Tiと同価格帯であることから、こちらを選ばない手はないほどです。
GPUアーキテクチャも「Turing」となり、CUDAコア数も増え、レイトレーシング向けのRTコアやディープラーニング向けのTensorコアが追加されました。
メモリ
メモリは8GBが標準で搭載されています。それも、Crucail製の「DDR4-2666 8GB」。
メモリメーカーの中でもファーストベンダーとして信頼のあるメーカーです。出荷前にメモリ動作チェック済みなので安心できますね。
ストレージ
ストレージには、高速通信が可能なM.2 NVMe SSDの 250GBが搭載されています。
通常のSSDの約2倍ほど高速通信が可能。こちらのSSDにデータやソフトを入れておけば、データの保存だけでなくソフトの起動もスムーズ。使い勝手良いSSDとなっています。
情報局
電源
電源には、PSU の「750W 80PLUS GOLD」が採用されています。
ゲーミングPCのミドルクラスのものだと、650Wのものが付いていることが多いのですが、こちらは750W。余裕をもった電力供給ができるので、電力不足で「ウィーン!!」とパソコンが鳴り響くことが少ないでしょう。
インターフェイス
続いてケースから出力されるインターフェイスの紹介です。
前面のインターフェイス
- USB3.0 x2 /
- ヘッドホン
- マイク
- リセット
- LEDコントロール
背面のインターフェイス
- マウス & キーボードポート
- DVI-D & VGA ポート
- HDMI ポート
- USB 2.0×2
- LAN ポート
- USB 3.1 Gen1×2
- USB 3.1 Gen1 Type A+C
- オーディオジャック
ディスプレイ出力は、DVI-D ×1、HDMI ×1、VGA(ミニD-Sub15) ×1が付いているので、オンボード出力だけで最大3画面出力できます。
続いてグラフィックボードのインターフェイスはこちら。
グラフィックボードのインターフェイス
- ディスプレイ出力(DisplayPort) x3
- ディスプレイ出力(HDMI) x1
搭載されているグラフィックボードは、Gefoece RTX2060。上記の端子で最大4画面対応です。
PG-FDのカスタマイズ
PG-FDは、様々なカスタマイズをすることができます。メモリは最大64GBまで、SSDは2TB、HDDは4TBまで増設することができます。
カスタマイズして増設することもできますが、逆に減らすことで値段を下げることもできます。例えば、OSに関しては、あらかじめ他でWindowsを購入すれば「1万円引き」となります。
あとは、マウスで600円、キーボードで1500円が「無し」を選択することで割引を受けることができるので、不要な方はチェックを外すことを忘れないようにしましょう。
さらに、ストームでは、eスポーツ応援キャンペーンとしてカスタマイズ画面の最下部のアンケートに答えると、もれなく「500円引き」されるので、必ず回答するようにしましょう。
まとめ
今回は、ストームのPG-FDのレビューをしてきました。
ケースのビジュアル的なかっこよさは勿論のこと、M.2 NVMe SSDが標準搭載されている点は特筆すべきポイントです。
ゲームプレイは勿論のこと、ソフトの起動やデータ保存でストレスを抱えたくないという人にもおすすめな一台となっています。